ポンコツ店長の奮闘記

店長の日々の出来事や葛藤の日記にしていきたい

ヒトを大枠で括らない

ピンポーン!
当ブログは当人の浅はかな知識と偏った考えを元に綴っています。
悪意はありませんが、表現が間違っていたり不快に思われたら・・・ごめんなさい。




生まれも育ちもゴリゴリの男性なテンチョです。


複雑化した社会は時に包括的で時に差別的でもあります。



以前にも申し上げた通り交際相手はバイセクシャルです。
かといって基本的にテンチョにとってはそれによっての弊害や違和感はありません。


ガサツなテンチョに比べてモノゴトをきめ細かくケアしますし、メイク無しでは外に出たくなかったり、可愛らしく見られたいと主張したり、ファッションも基本的には男性からどう見られるかを意識したりしています。
性格はねちっこくてぐずぐず悩んだりすることが多いです。
(一応本人もブログの存在を知っているのでこれくらいにします(;^_^A)





LGBTQ(途中で変化することもあり)


L:レズビアン=身体的に女性で性自覚も女性であり恋愛対象も女性


G:ゲイ=身体的に男性で性自覚も男性であり恋愛対象も男性


B:バイセクシャル=両性愛者


T:トランスジェンダー=身体的な性別と自認している性別が異なる


Q:クィア=性という枠への疑問


テンチョの交際相手は女性で、男性にも恋愛観を抱きますが同時にLでもあるという事です。
本人に確認したら「ほんまそれな」とほんま他人事。
そんなもんです。


裏を返せば軽いL?もしくはLの気質もある人とも言えるのではないでしょうか。
カズレーザーさんはその逆でGの気質を軽く持ち合わせていると言い換えられます。
その割合も人それぞれでしょうけど。



Tは身体的な性別と自覚している性別が異なる感覚です。
はるな愛さんやマツコ・デラックスさんのように、男性に生まれ性的自覚は女性、逆パターンもありますね。



Qは自身の性の差別化をしないといった感情や、そもそも恋愛感情が発動しない、もしくは恋愛感情も性とは違った部分に惹かれるといった方などが(一説には自ら)クィアとして認識されているようです。




少し掘り下げてみる

LGBは本人の性的指向です。


これはごく一般的な好みの問題と考えます。
例えばテンチョのようなブ男が、綺麗な顔立ちやスマートな仕草が好みの異性愛者の女性に告白してもフラれてしまうわけです。
テンチョがLの女性に何度アタックしてもフラれることになるのですが、前者なら1チャンあるのか?←No 好みじゃないから。
同じことですよね。
Lかどうかではなく「お前は好みじゃない!」ってだけです。



しかしTQLGBとはベクトルが違うように思われ、一緒くたに表現するのは違うような気がします。


本能的、感情的、概念的に自身や世間でのセクシャルに対しての位置づけを従来の『男』『女』という大枠で決めていない、決められない、相違することだと思います。



オネェキャラはタレントさんでも多いですが、逆パターンはタレントさんでも少ないです。
絶対数が少ないのか、それとも世間的認知が甘くてCOしにくいのか。
それと面白いのが『オカマ』と呼ばれる人たちはTの中でも特殊ですね。
主張の強いメイクだったり派手なヘアスタイルで、所謂オカマという美的感覚になるのが興味深いです。
ナジャ・グランディーバさんとかね。
しかしこれはキャラだから普段は普通のメイクまたはスッピンの可能性もあります。
マツコ・デラックスさんはお買い物時は普通のオジサンでした。



例としてテンチョがTとして女性を好にきなことはLなのか?←Yes
自身を女性として自覚しているのなら男性に恋愛感情を憶えることは異性愛です。
TT
つまりLGBTに内在してしまうことになるので、同列で語ることは出来ないと考えます。



性転換で身も心も戸籍も『女』になった元男性は元T?で男性愛者は?←LGBTQに属さない。
女性であり異性愛者であるという認識になります。



Qは性というものを排除して人の魅力そのものに恋愛感情が向いたり、恋愛感情自体が湧き上がらない感覚です。
Bにも通じる感覚があるのでしょう。しかし自身も男女に囚われない傾向です。
Xジェンダー(日本で生まれた言葉)やクエスチョニング、ノンバイナリー、第三の性など細分化がありますので、乱暴に一括りにしてしまうのは理解しているようでしていない結果になります。
私も勉強不足でそこまでは分かりません。






LGBTQでなくてもいい

この枠組みって必要ないように感じます。
少なくともLGBTQという変な言葉は必要ないです。
それは上でも記した通り同じベクトルでないと感じるからです。


要するにこのLGBTQとかいう頭文字を並べたナゾい言葉はマジョリティが作ったんでしょう。
学ぶ為。
認知を上げる為。
ダイヴァーシティを掲げる為。
差別のない世の中を作る為。


にしては自分も含め理解が足りない。


もっと沢山の種類の性的マイノリティは存在しますし、LGBTQという人々の中にも差別的な人はいますけどその人はどうしましょ?
自分を性別を分けたくない人。
男性女性どちらにも恋愛感情が無い人。
そういった性的マイノリティを隠したい人。
男女と位置付ける人を蔑視する人。


もっと構えずにナチュラルに受け入れたいです。




勝手にまとめ

多様性を認めるって修行かよって思うほど難しいですね。


特に大枠でヒトを括ると大変ヘイトを買う事態になる気がしますね。
男性女性と大枠で表現する際は慎重にならざるを得ません。
何故男性はで女性はなのか?
『男たるもの全員モテたい』←この文は大丈夫か?男全員そう思っているの?



誰でも明日には性的マイノリティになりえると思います。
男性が「女子のように可愛いメイクをしたり可愛い服を着てみたい」と思ったりすることもあります。
女性が「男性は身だしなみが楽で、ガサツな振る舞いが羨ましい」と思ってみたりすることもあるでしょう。
そういった些細なキッカケでトランスジェンダーの扉を開けることだってあるはずです。


何でもありな時代。
何でも柔軟に受け入れるということではなく、「あなたの好きなもに共感はできないが、あなたがそれを好きになる気持ちは分かる」こんな感じでいいんじゃないでしょうか。
むしろ何でも共感できる方が気持ち悪い。



今後ますますこういった傾向は進んでいくのでしょう。
発信するほうも受け取る方も『包括的・多様性』などと口にしながら、悪意のない表現に過敏に反応しているだけのように感じます。
もしくはわざと過敏になって矛先を探しているのかもしれません。


最後に『多様性を認め合うことは素晴らしい事』という主張をしておきます。


「俺の作ったたこ焼きでも食べなよ」
「ほんまもんのたこ焼き知らんのか?ってくらい美味しない」
「たこ焼きはたこ焼き、差別すんな」

以上です。←急に(笑)