ポンコツ店長の奮闘記

店長の日々の出来事や葛藤の日記にしていきたい

実店舗頑張る

テンチョです。


アパレル業界はとても流動的です。


人員もそうですが、店舗も流動的と言えます。


例えばGSIX。内部テナントは本年でガラリと変わりました。



あるお店に3年間近寄らないと、そのお店、もしくは周りが様変わりしているなんてことありますよね。



テンチョが今のお店に移動してきたのが、1年9ヶ月前です。
その前のお店には2年半在籍していました。
その店舗は1年ほど前に無くなってしまいました。
テンチョが去ってから1年足らずでお店が亡くなってしまいました。


その店舗をテンチョはとても好きでした。
立派な作りで、客層は地元密着型のアットホームさがありました。
売上規模としては全国でも最下位争いする小ささでしたが、ある事情から黒字率としては全店Topでした。


その思い出の激動と苦悩をともにした店舗が無くなってしまったことは、とても悲しい。



でもでもクローズの時に在籍していた店長さんは只々悔しかったでしょう。
正直、私もその時にいなくて良かったと、独りよがりな感情になりました。





昨日16時頃、テンチョに1本の電話がありました。
そのお店でお得意様だった方からです。
1週間ほど前久しぶりにお手紙をしたお客様です。


EC(Electric commerce=電子商取引)サイトで見たTシャツとネクタイとHatが欲しいとのこと。


フットワークが軽いお客様ではないので(時期も時期ですし)、一時間ほど電車に乗って来てほしいとも言えず、ECからのお買い求め提案しましたが、「そんなに欲しいなら、あんたにわざわざ連絡するわけないだろう?」とおっしゃいました。



長い関係性で分かる皮肉です。
つまり「お前から買う。」という意思です。


別に本当に欲しいわけではないのです。
でも強いて言えばこれを欲しいということです。



とてもありがたいなと思いながら、振り込みを提案しそれを行うことになりました。


実物を見てもないのに代金と送料を振り込ませ、しかも振り込み手数料までかかってしまいます。


これで顔も見せなければ不義理と思い、でも会う訳にもいかず、見たくもないでしょうが、現店舗で撮影した私の写真を商品に添えて送ることにしました。

本当にこれを送ったわけではありません(笑)。



以上です。