接客① ファーストアプローチ
5日連勤のテンチョです。
本文とは無関係ですがアパレルで5日連勤は結構珍しいです。
普段は3連勤をMaxとしてシフトを組みます。
それはそれとして、テンチョが普段行っている接客をここに赤裸々に報告することで、自分を見つめ直してみるという、身勝手で独りよがりの自分探しの旅をしてみます。
ここでは顧客は別としてフリーのお客様への対応を記してみます。
初見のお客様は兎角神経が過敏です。
空気感や雰囲気でお店を判断するしかないですからね。
初めて(もしくは数年ぶり)来店するお客様は、販売員に『冷たくあしらわれた』『横柄な態度を取られた』『無視された』ということに不満を感じます。
しかしいきなり「本日は何をお探しですか?本日素敵なブラウスが入荷しまして・・・」などグイグイ攻めると、『静かに見せてもらえない』『聞いてないのにベラベラ説明してくる』などとそれはそれで不満。
テンチョは見知らぬお客様が来店してきたときには、マスク越しでも分かる程の笑みとコックリと会釈をします。
入店したとたん堰を切ったように『いらっしゃいませ!』は好かんのです。
ラーメン屋さんでは絶対欲しいですけどね。
『いらっしゃいませ』は近くを通ったときか入り口付近の商品に立ち止まったときに抑えめのトーンで言います。
次に声をかけるタイミングがファーストアプローチと認識しています。
ここ一番大事!略してココイチ!
「よろしければおサイズ…」「そちらのブラウスは本日入荷の…」のような決まり文句いらん。
お客様はサイズ展開があるの知ってるし、入荷したての商品を探しているわけでもないでしょう。
テンチョは失礼じゃないと思う程度に攻めた声掛けをします。
ワード勝負です。
因みに7/16の声掛けは、暴力の匂いがするお兄さんに「そちらのTシャツは、ある意味お似合いだと思います。」でした。
リアクションは口を歪めた笑顔で「んじゃ着てみよっか」でした。
女性は失礼な態度に過敏なので少し丁寧に攻めました。
弊社の商品を着用していたので「素敵なバッグですね」とわざとらしい表情で声をかけました。
最初は私の顔を見ていなくて、「はあ?お前のところの製品だろ?」という表情をしながら私の顔を見て、悟ったらしく「そーでしょー?」とわざとらしいリアクション。
この2件がその日の全ての声掛けです。
みんなテンチョにはなかなか接客機会をくれません😭
個人売り上げでインセンティブがあるのでそれは仕方ないですね。
ファーストアプローチは意外性が大事だろうと感じているわけです。
最近上手くいった例では、20前後の若い女性がネクタイを探しに来店しました。
ネクタイ一本でも2万8000円ほどで、弊社の商品とはいえテンチョには到底買えやしません。
さぞ緊張していたのでしょう、喋りがしどろもどろだったので一旦ソファに案内してタブレットで弊社のHPからネクタイを表示させて「こちらで少し目星を付けてみてはいかがですか?私黙ってますので」と選んでもらったこともあります。
厚かましい皆様は何故に実物が目の前にあるのに、画像で選ばせるのかと疑問に思うかもしれません。
掲載商品の在庫が無いかもしれないし。
本当の意図はお客様ご自身のイメージしているデザインを絞り込むことです。
自分の気持ちを整理するのに販売員が邪魔な場合もあると思います。
ネクタイは男性特有のアイテムなので、そもそも選び方が分からないことも多いです。
以前にも綴った事がありますが『販売員』というネーミングが良くないと思います。
我々はお店と商品の案内人です。
間違ってもお客様を「コントロールしよう」とか「売ってやる」とかいう考えは驕りだと思います。
『強化商品』というのも好きではないですが、会社は必ず打ち出してきますので、お客様を導く過程で当該商品を織り交ぜながら紹介する程度です。
第一印象で「ここで欲しいものを選んでみるか」とお客様に思っていただけたなら、次のステップに進みます。
長くなるのでまたいつか綴ってみたいと思います。
接客②が投稿されることはあるのでしょうか?
知らんよって感じですよね。
ここまで偉そうに語ってきましたが、販売員としてのテンチョは今まで何人というバケモノ級の販売員を目の当たりにしてきました。
浅はかなテンチョでもこれくらいは考えているよってくらいに見て頂ければ幸いです。
以上です。
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