ポンコツ店長の奮闘記

店長の日々の出来事や葛藤の日記にしていきたい

クロスバイクのヘッドを改善

いらっしゃいませ~テンチョです。



7/14は天気がどんよりしていたので、誤魔化しに誤魔化してきたヘッドセットの改善に取り組んでみました。



自転車のハンドルの下のヘッドチューブ(白〇部)の上下(赤→部)にはベアリングが入っています。

       




自転車のヘッドベアリングは主に2種類のベアリングが使用されていることが多いです。



テンチョのクロスバイクには下の画像のようなリテーナーベアリングが入っていました。


こちらはメンテナンス性はいいですが、単体で使用するのではなくこの規格に合ったお椀のような受け皿など様々なリングパーツを順番に組む必要があるのです。








一方テンチョの所有しているカーボンのロードバイクのヘッドチューブには下の画像のようなシールドベアリングが使われています。

こちらは簡単に言えばリテーナーでいくつか組み合わせるパーツが一体型になっている状態です。
テンチョのロードバイクはこのシールドベアリングが直でハマっています。
それ故にメンテナンス性は悪いですが、中身を分解しなくても入手時に精度が出ているタイプです。
メンテナンスフリーという意味では楽チンでダメになったら買い替えですが、人によってはシールドベアリングを分解してメンテナンスする変わりモノもいるようです。




テンチョのクロスバイクは全てバランバランにして塗装したのですが、その後組み付ける際にハンドルの動きが渋くなってしまいました。
コラムのキャップボルトを少し絞めると急にハンドルの動きが重たくなってしまい、ちゃんと動くように緩めると緩め過ぎでフロントフォークとヘッドチューブが前後方向にガタガタ。
何度もパーツを組みなおしたのですが改善されず。


悩んだ挙句大きさが合うシールドベアリングを適当に突っ込んでみたら、まあまあの状態になったのでそのまま乗っていました。
しかし絶妙に大きさがあっておらず、ほんの少しガタがありブレーキした際に微妙にコトコト振動するんですよね。


そこでしっかり時間を作って、圧入したパーツも叩き出して念入りに掃除をして、ヘッドチューブの上下の縁をフェイシングして組み直したら、ちゃんと動くようになりました。
原因は恐らくヘッドチューブの縁に塗料が少し残っていたのをフェイシングしたことで平らに出来、圧入パーツが奥までしっかり収まったのだと思います。

塗装後の組付けで逸る気持ちが適当な作業を生んだのでしょう。


20キロほど走行してみましたが、両手放しで走行してもバランスが取れるほどに通常に作動しました。
良かった良かった。




コーラで1人乾杯をして不思議な満足感を味わいましたとさ。
おしまい。



以上です。