ポンコツ店長の奮闘記

店長の日々の出来事や葛藤の日記にしていきたい

私は腹黒いが腹黒くない

仕事では腹黒テンチョです。


こう言っては何ですが、自店は取引先や社内でかなり好感度を高くしてあります。
テンチョがスタッフ全員に、仕事で関係する人(店舗から一歩外に出た人という意味)に対して絶対に敵意を見せないように言ってあります。



嫌ってもいいし敵意をもってもいいし受けた失礼を店内で共有してもいいが、そのヘイトを悟られないようにすること。



八方美人と受けられることも別に構わないです。


派閥があったとしてもどこにも属さず、どこにもいい顔をします。
しかし仲間に引き入れられるような誘いは、のらりくらりとかわしておきます。
好感を引きずったまま。




もう京都府民戦法です。
誘い人「テンチョちゃーん、今夜一杯どう?」
テンチョ「え?ホント?誘ってくれるの嬉しいわぁ。今夜の家族の都合がなければお付き合い出来たのにぃ。ホント残念。また誘ってもらえますか。」
といった具合です。




好感度を高めておくことの優位性は、なるべく我々の都合を通してもらうことにあります。
誰かが意図的に意地悪を行おうとしても、周りが「あの店が責めるなんて酷い。」と思わせることが出来たり、そのことでの上司への相談もやや味方につけた考え方を植え付けられます。


また、頼みにくいことを本社や他店に依頼することも、「仕方ないなぁ」と思わせることで通すことができたりましす。




見えない結界は自店スタッフを守ることが出来ます。
いや、最終的にテンチョ自身を守っているということですね。




これは腹黒人間の駆け引きです。
こちらの腹は見せずに相手の腹を透かす。


腹黒さとは最後まで『良い人』という印象を貫くこと。


「あの人腹黒そう」と思われる人間は真の腹黒ではなく、たまたま裏工作が上手くいって黙ってられない人だと思います。


こうしてブログで腹黒を報告している時点で、テンチョも真の腹黒人間ではないのでしょう。





以上です。