ポンコツ店長の奮闘記

店長の日々の出来事や葛藤の日記にしていきたい

パラリンピックで思っちゃった

一度でいいから見てみたい女房がヘソクリ隠すとこ、テンチョです。



閉会しましたね。
日本の文化とはなんぞやという事が1つも伝わってこない、だけど良い閉会式と感じました。


良いことか分かりませんが、選手一人一人のエピソードがオリンピック選手よりドラマチックですよね。


大体あのパフォーマンスを見せられたら、自分の無力さに感心します。


こうやってパラアスリートが注目されると、身体にハンディキャップを抱える人に関心を向けてしまいます。
健常者のように見える人でも、身体のどこかが悪く、パッと見ただけでは判断できないこともある。


プライオリティシートに誰かが寝ていたとしても、その当人に聞いてみないとその人の生活環境は分からない。



例えばプライオリティシートに片足を失ってしまった人が座っていたとして、足腰の弱い90歳の老人が電車に乗ってきたとき、どちらにプライオリティがあるのかと考えてしまいがちですが、プライオリティシートを奪い合うなんて全く間違っています。
プライオリティシートでない場所を誰かが譲ればいい。


そもそもプライオリティシートっていうのが人間の愚かさを象徴しています。
そんなもんなくても立っているのが辛そうな人がいれば譲ればいいでしょ。
譲んねぇヤツがいるから譲らなきゃいけないスペースが作られてんの!
バカにされているんですよ。


その誰かが自分であることを認識してないの。






さて、職場の最寄り駅で帰りの時間によく見かける光景があります。


視力に障害のある人が使う杖、『白杖』と呼称するそうなのですが、これを使っている人。



バチン!バチン!バチン!と止めどなく大きな音が駅改札内に鳴り響きます。


60~70代に見える男性が、前と左右の床面に大きく白杖を振り回して叩きつけています。

白杖って結構長いんですよね。


誰も近づけないし、むしろ近づけさせないようにしていると思えます。


進行方向を見つめ姿勢よく大股で歩きます。


杖を便りに歩いているとは思えません。


観察していると、どうやら人や壁には杖の先は向かないようです。


と、なると、偉そうに白杖を振り回す危ないヤツ という認定。
まともな人間だとは認められません。


色々な理由があってのことだとしても、解決方法がよくなく、結果としてはほぼ全員から敵意をかっています。


偉そうにしたいだけの人だとしても、駅のほぼ全員から偉いとも思われていません。


むしろ白杖を使用することが余計にヘイトを買います。
仮に視覚障碍者であっても「あの態度ならば釣竿か卒塔婆でも使ってりゃまだましかも」と思ってしまいます。


どのような境遇の人間かと人格の評価は無関係。



以上です。