『Saku Saku』 by TVK
テレビを殆ど見なくなって数年のテンチョです。
まえおきが長いので本題まで下がって頂いて大丈夫です。
昔はテレビ番組が面白かったという耳タコの内容です。
まえおき
懐古主義ではないけれど、テレビは本当に面白い時代がありました。
膨大な予算が組まれて豪華なキャストと豪華なセットで撮影されていましたし、バラエティー番組は今のYouTubeよりも遥かに低い放送倫理でお茶の間が笑いに包まれていました。
現代はそれでもYouTubeの番組よりはテレビ番組の方が予算が高く、キッチリと撮影放送しようとしています。
出来ているかは別ね。
テレビのキッチリとした番組構成に慣れ親しんだところで、YouTubeを見ると本当にしょうもない。
この本当にしょうもないが重要で、これはいい意味で言っています。
大手YouTuberのヒカキンであっても活舌はアナウンサーに遥かに劣るし、言っていることだってくっだらない。
これはテレビで念入りに作られた番組を知るから、だからこそこのくっだらない、しょうもないが面白いんです。
出演者の作り込んだキャラや設定が若干崩壊したりして、より等身大で視聴者の目線に近いのが良いんですよね。
テレビでも不人気になる前には徐々にその傾向はあったんです。
テンチョの知る限りでは『ぷっすま』という草彅剛とユースケ・サンタマリアがジャニーズや俳優といったキャラを脱ぎ捨てて全力でくだらないお題やゲームに挑む。
予算の低いユルい深夜番組というものを確立したように思います。
いまやそれがゴールデンで繰り広げられています。
本題
前置きが非常に長くなりましたが本題です。
テンチョが就職してすぐのアタリだったと思いますが、テレビ神奈川の朝の番組で再放送を深夜帯で放送していました。
この番組も上記と同じく今でいうYouTubeのようなユルい番組でした。
音楽バラエティの30分番組で確か月曜から金曜まで毎日放送。
テンチョが見だした時点では二代目MCで木村カエラさんでした。
当時17歳でモデルをしているという触れ込みで登場したのを憶えています。
「顔がパンパンで可愛らしいが知らんねぇちゃんだ」というのが第一印象です。
主にパペットの増田ジゴロウと木村カエラさんが屋根の上で繰り出すトークが面白すぎて、崩腹絶倒でした。
木村カエラさんがとにかくハチャメチャの暴れっぷりで、五本撮りだったようでお腹がすくと不機嫌さが露骨に表れて弄られたり、小児科をこじかと読んだり猪をおおかみと読んでしまうおバカっぷりがとても愛されるキャラクターでした。
増田ジゴロウ(権利関連で途中キャラが変わりました)の中身は黒幕という二重キャラで実際にはテレビ神奈川だか制作会社の社員とか言っていた気がします。
この増田ジゴロウのキレのあるギャグとツッコミ、そして作曲能力などとても素人とは思えないですし、これまた素人とは思えない芸人さんのような番組廻しがまた面白かったです。
増田木村コンビ意外にも番組スタッフがキャラになって出てくることがありましたが、途中そのスタッフが急逝され、鎮魂歌という意味でもその人が住んでいた『海老名の歌』という曲で不覚にも涙してしまいました。
2000年から2016年まで放送されMC(ジゴロウ氏の相方としての)も6人交代しました。
テンチョが視ていた頃は木村カエラさんで2年半MCを務めて卒業となり、テンチョもその後は見なくなってしまいました。
時代によってMCが変わっているため、世代によってはこの番組の印象も変わるのでしょう。
トミタ栞さんのイメージを持たれている方も居るでしょう。
TVK40周年当時はトミタ栞さんでした。
調べてみると2年ほど前にTVK50周年として一夜限りの番組復活を果たしたようで、その時の相方MCは木村カエラさん。
木村カエラさん
そんな大好きだったテレビ番組で見たいた木村カエラさんも39歳。
有名な楽曲がいくつもあり、結婚相手は有名俳優さんですし、お子さんもいる大人。
Saku Saku番組内でハーフであること、音楽の特にロックが好きで活動していることなんかを話していました。
最近だと結婚相手の弟さんが・・・ね。
ファンというわけではないですが、かっこいい女性タレント(ミュージシャン)としていつまでも活躍してほしいと思うのです。
増田ジゴロウさん
サイコロのマペット姿で出演されていて、その中身は黒幕というキャラを出してはいましたが、TVKの社員といっていた気がしますが本当なのかウソなのかよくわからない人です。
増田ジゴロウは途中で白井ヴィンセントとキャラ変しました。
権利関係のトラブルのようです。
菊谷宏樹
1966年5月10日生まれ
東京都三鷹市出身
SakuSaku終了後、TVKの『関内デビル』という番組を見つけました。
当時既に売れ始めていた『DISH(北村匠さんの所属するグループ)』と共演していました。
若い子のエッジの効いたボケに相変わらずキレのいいツッコミを入れていました。
木村カエラさんがテレビ神奈川開局50周年のスペシャルで増田ジゴロウさんに放った『よくしゃべる天才』という言葉が秀逸でした。
黒幕さんもいつまでも活躍してほしいと思っています。
以上です。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。