ポンコツ店長の奮闘記

店長の日々の出来事や葛藤の日記にしていきたい

ぼ、ぼ、僕は、に、2輪車が好きなんだなぁー

3年前までヘッポコライダーーだったテンチョです。


バイク(エンジン付きのね)を降りてからもう3年近く経ちます。


最後に所有していたバイクが、これまで乗ってきた中で一番楽しかったです。


HONDA NSR250R MC21 1991年製造

車体重量が160㎏という250ccの平均重量に、今は規制により製造できない(絶対に無理な訳ではない)構造のパワフルなエンジンが搭載されています。


今でも現役をたまに見かけます。


そもそもNSR250Rをはじめとする2st(ツーストローク)エンジンが盛んに製造されていたのはバイクブーム全盛期でもあった事から、250ccエンジンのマージンを詰めて限界値を引き出すため、耐久性を犠牲にするような設計でした。


直すのではなく使い捨てるバイクとして、速いけどすぐ壊れるのでした。


そんな使い捨てを今でも維持しようなんてそもそも無茶な話なんですよね。


パーツも大きいのから小さいのまでメーカーはいつまでも製造していないので、自作するか2次流通で手に入れるしかない。



一説には大型車(1000㏄?)と同等の加速などともてはやされていますが、そんなわけはありません。
ただ250㏄としては異様な加速と回頭性です。


以前乗っていた大型バイクのパワーは本当に持て余すので、いざというときに速く走れるのですが、そのいざを故意に作らなければならないほど無いのです。
街乗りで雑にアクセルを開けたらすっ飛んで、前車にツッコミ必至です。
ただしパワーの余裕は時速100㎞での走行も3速で静かな巡行をしてくれます。(私が所有していた個体は)


NSRは雑にアクセル明けても、クラッチを雑に繋いでもピーキーではありませんでした。
加速は250の領域を超えていますが、100㎞も出すとやはり頑張っている感が否めません。


そんな加速と引き換えに、とても駄々っ子です。
プラグはすぐ被る。
チャンバー(マフラー的な)すぐ詰まる。
暖気に時間かかる。
排気ガスが白く臭い&毒性がやや強い。
ライディングポジションが辛い。
タンデム(二人乗り)ほぼ無理。


そんな大好きだったNSR250Rもエンジンのシリンダーという部品が焼き付いてしまい、修理に出すことを諦め、従兄に譲ってしまいました。



自転車という新たな2輪を得、今は同じように2輪で移動する、弄る楽しさを満喫しております。



この2台は大切にしたいと思う今日この頃です。



以上です。