ポンコツ店長の奮闘記

店長の日々の出来事や葛藤の日記にしていきたい

バラ完やるぜ!①

テンチョです。


完成するまでさほど時間がかかるとは思えませんが、ロードバイクのバラ完を記事にしようと思います。




『バラ完』とは新品フレームにパーツそれぞれを個々で入手して完成させていく工程のことです。
本来フレームメーカーはフレームを販売するメーカーですが、マニアックな消費者でなければ、自転車は完成した状態で欲しい物ですよね。
ですからフレームメーカーは完成車として実走できる状態まで組み上げて販売するのです。
当然販売店で簡易組み立てとチェックは入るでしょうけど。


しかしながらマニアックな消費者は付属しているパーツが好みで無いこともあるのです。
またはある程度パーツを手持ちで抱えているというケースもあります。
自転車乗り換えの際にはフレーム以外のパーツを流用したいこともあります。


しかしテンチョの場合は違います。
中古フレームをゲットして、主たるパーツが余っているため、安く作り上げるための『バラ完』です。
パーツは基本的にショボいグレードを付ける予定。




さて、フレームの入手の経緯は先日の記事で綴りました。





帰ってからよくよく眺めたら正直ちょっと小さすぎたかとも思ってます。

トップチューブ長(簡単に言うとハンドルとサドルの距離)が水平値(カタログスペック)で28㎜短くなります。




サイズが違うとヘッドチューブの長さとヘッドチューブへの溶接が異なります。
塗装を剥がした手持ちのクロスバイクはトップチューブとダウンチューブが別々に接続されているのに対し、今回入手したロードフレームはトップチューブとダウンチューブが直接溶接されています。

        

タイヤホイールの大きさを変えることが出来ないので、どうしても小さなサイズの自転車はヘッドチューブの長さが十分ではなく、ヘッドチューブへつながる前にトップチューブとダウンチューブが接触してしまうのです。
ジオメトリって面白いです。



自転車メーカーのカタログでは大きなサイズで掲載されています。
それに惚れて小さいサイズで購入すると、大分見劣りしてしまうことがあります。






このフレームを組むにあたって幸運なことがいくつかあります。


先ずは中古市場においてそれなりに探し求めていた条件に合致したこと。


フレームといってもシートポスト、サドル、ステム、BB(ボトムブラケットという漕ぐパーツの軸)など、細かいパーツも含めかなりのパーツが付属していたこと。


フレーム自体に価値が無いわけでもありませんが、中古自転車屋さんが手をかけてしっかり組んでもさほど良い売価にはならない。
万人受けする人気のメーカーではない。
しかも49サイズとかなり小さいサイズなので余計需要が無い。
以上の条件によってジャンク品扱いされ、安価に買えたたこと。






寄せ集めたパーツならそれなりにあります。
ハンドル、ステム、ブレーキレバー、前後ブレーキキャリパー、各種ケーブル、サドル、タイヤ、ホイール、スプロケット、前後ディレーラー、クランクチェーンリング、ペダル。
無いのは前後シフターとチェーンとライトやベルなどの後付け保安部品です。




リアメカは未開封のDEOREを隠し持っていたのだった。

さあ組み上げるのが楽しみだぁ~🎵






以上です。