ポンコツ店長の奮闘記

店長の日々の出来事や葛藤の日記にしていきたい

生地を観察するだけの記事

テンチョです。


職業柄生地がどのようになっているのか気になっちゃいました。


別にどう成り立っていたってどうでもいいですよね。


私自身どうなっているかは知識としてはありますが、本当にそうなのかを知りたくなってしまって。



まずは平織りのシャンブレーから。
シャンブレーはデニムに使うインディゴで染められた糸を縦糸に、無色の糸を横糸に使う平織り生地です。
これを綾織りしたのがジーパンです。



シャンブレー


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縦と横が交互に通っていますねぇー。
こうしてみると新鮮。


スーツも拡大しました。
スーツは綿でなくウールを選びました。

キレイだ!






お次はサテン。
繻子(朱子)織りという織り方で縦糸が横糸を4本飛ばします。これが2本なのが綾織りです。
糸同士の交差が少ないと組織感が少なく艶がでます。
サテンはドレスなど上品な艶が特徴ですね。



サテン生地



同じ生地ではないですが拡大

4本かどうかまでは確認できませんが縦糸が長く伸びているように見えます。
サテンの糸は非常に細い糸を使うので、平織りと同じ拡大では構造が全く見えませんでした。






次はコーデュロイです。
タオルのようなループが飛び出したパイル地という織り方の生地のループをカットして作られる生地です。
独特の畝が特徴です。


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あーテンチョの田舎を思い出しました。
牧之原台地の圧巻のお茶畑。
ホントきれいですねー。
特にこの生地は地がブルーでパイルをアースカラーで織られているために、遠目にはブルーグレーのように深みのある、いかにも欧州っぽい中間色なのです。





ラストはハイゲージニットを拡大しました。
ニットは編み生地ですので、根本的に織り生地とは構造が異なります。
セーターばかりが注目されますが、ジャージやTシャツなども基本的には編まれています。
伸びやかで厚みがあるのが特徴です。



ローゲージは肉眼でも分かりますが、ハイゲージは滑らかで薄いので、同じように編まれているのか疑わしい。


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ちゃんとなってる。
編み棒を使っての手編みは出来そうにないですね。


どうですかこの無駄な拡大観察。
撮影したのを捨てるのが勿体ないので記事にしただけのネタでした。



以上です。