緊急事態宣言下での奮闘
テンチョです。
初投稿のご挨拶を除くと、これが一撃目の投稿ですが、いきなり緊急事態宣言渦中での内容となってしまいました。
現在私の店舗は休業をしておらず営業中です。
ですので、休憩中や帰宅後にタイピングしております。
オープンするかしないかは店長の私が決めています!
・・・そんなわけはなく、店長もサラリーマンなのです。
今回はそんな不思議な店長という肩書について、簡単にご説明していこうと思います。
※これはあくまで私個人の、もしくは世の中的に多いのではないかと思われるケースを紹介しているだけですので、必ずしも当てはまるわけではありません。
さて、私が勤めているメーカーは外資のファッションメーカーで、いわゆる「〇〇ジャパン」と言われる会社です。
従業員300名程度で、ファッション業界としては規模の小さい企業と言えましょう。
その中でも『店長』という肩書はとても特殊で、店舗の大小関わらず、お店の責任者は『店長』となります。
では『店長』から見た上下関係は一体どういう構成なのでしょうか。
まず、直属上司は『営業部』となります。
営業は課長クラスとなり、上司は営業部長、そしてその上司に社長という布陣となります。
会社にもよりますが、基本的に外資系アパレルは役員である次長や専務などが存在しないケースが殆ど。
ある意味では社長とは近い存在であるとも言えます。
店長は店舗内部の管理者であり、店舗の営業時間や運営方法は社長や部長クラスが話し合って決めていくのです。
『私の店』という意識で仕事をしますが、内情としてはそうではないのです。
一方部下は決まったセオリーがありません。
副店長がいたりいなかったり、チーフ、リーダー、シニアなど様々な役職があり、一概に序列を述べることは出来ないのが現実。
『店長』は部下の役職それぞれにあった仕事の要求をし、その店にいる役職全員が守備範囲外と思われる部分を、全て補っていくという私のイメージです。
副店長がいるとそこも円滑なのですが、『副店長』という明確な役職名が付く店舗は、かなりの大所帯の店舗というのが一般的です。
何でも楽しむ性格の私ですが、店長の役職はお世辞にも楽しいとは言えない現実があります。
基本店長は現場(販売員)からの叩き上げです。
店長未満の仕事というと、販売に直結する業務です。
それが店長になったとたんに、報告書、企画書、施策、根回しなどになってきます。
接客は日々に無理矢理作ったごく僅かな店頭時間で、店頭に立ったからといって、接客出来るかどうかわかりません。
接客回数は誰よりも少ないが、接客は誰よりも優れていて当然という矛盾を抱えます。
現場の叩き上げで、接客や販売の喜びを知っているからこそ、尚更ジレンマに襲われます。
しかし店長が違うと同じメンバーでも、雰囲気がガラリと変わるのもまた事実。
良くも悪くも・・・。
それが『店長』なのです(笑)。
テンチョの失敗談や成功例を自ら晒していこうというブログです。
また読んでいただければ幸いです。
以上でーす。
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