陳列のプロ
実は他のブログも2つやっておりまして、仕事というよりはそちらの方で、提供品でのレビューブログが大変で、投稿をサボったテンチョです。
昨日(5/21)はディスプレイのプロが店内に入って作業してくれました。
同じ商品群の配置やスタイルを少しチェンジしただけなのに、とても新鮮でキレイに仕上げてもらいました。
店舗を持つアパレル企業の中にはVMD(Visual Merchan Dising)という部門が存在します。
比較的小さい組織ではありますが、トレンドやプロダクトから最適な商品を最適な並びで構成していく部隊です。
ブランディングを保つ為の戦略があり、それによる縛りがとてもタイトなので、そのルールを破ることは、テンチョは当然、VMDもそれを遵守しながらお店の特性に合わせたモノを作り上げなければなりません。
本来ならばガイドラインが設けられていて、その資料に沿ってディスプレイすれば当然キレイになるのですが、素人とプロでは妥協点もちょっとしたアイディアも全然異質です。
よって定期的に訪店してはチェックと手直しもしくは大幅なる変更を行うのです。
現場の判断はトレンドやニーズに寄り添いすぎることが多く、俯瞰でお店を見ることが出来なくなってきます。
これをリセットする役割も担っています。
これがなかなか完璧主義で。
たたんであったシャツをハンガーの状態に変更した場合は、必ずたたみ皺を消すためにプレス(アイロンスチーマー)。
店頭から漏れてしまったデザインはストックへとしまう作業。
てんやわんやで、ヘトヘトになる。オレイガイ
店舗のスタッフの中にはVMDに憧れがあり、いつかは華やかなセンスの世界の中で働いてみたいという方も多いです。特に男性。
実際に何年か店舗で働きVMDを観察し、VMDと働くと、それが全然華やかではなく、むしろ力仕事で労働環境は悪いという事がわかります。
本日のウンチク
今日のは本当にしょうもないモノです。
ネタよりも画像を用意するのが大変ですね(;^_^A
『お洒落』という漢字があります。
この真ん中の字、実は酒ではありません。
シャ・サイ・すすぐ・そそぐ などと読むようです。
当然タイピングしていると気付かずとも正しく綴るのですが、手書きだと勘違いしている方は、結構間違えているのをよく見ます。
手書きが軽視されている時代ではありますが、こういった文化を面倒ととるか粋ととるか。
以上です。
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