ポンコツ店長の奮闘記

店長の日々の出来事や葛藤の日記にしていきたい

ここが変だよファッション業界用語②

アパレルどっぷりテンチョです。



前回はもう2年も前のことのようですが思いつくものを書き出していこうと思います。


ファッションに限った事ではなくなってきそうですが・・・。




デニム

生地のことです。
綾織りという織り上げでジーパンで使用される生地です。
デニム地という言葉もありますが全く同じ意味です。
本来生地の名称ですがジーパンのこともデニムと言ったりします。
フランスのニーム発祥で「セルジュ ドゥ ニーム」ニームの綾織り布という意味だそうです。





ジーンズ

ジーパンのことです。
ジェノバの船乗りが履いていたデニムパンツをアメリカの船着き場で見かけたアメリカ人がそのカッコよさに衝撃を受けて「ジェノバの物」という意味のジーンズと名付けられたとか。
イタリア語でジェノバはGですが、アメリカではJを使ったことからJeansとなったとかそうでないとか。
当時のジーンズをリーバイ・ストラウスがリベットや打ち込みの強いステッチを用いて現代の5ポケットスタイルにしたとされています。
なぜか日本ではジーンズからジーパンとなりGパン、Gジャンなどと表現されるようになりました。図らずもGに戻った感じです。





ジレ

ベストのことです。
ウエストコートやチョッキとも呼ばれますが、細かいこと抜きにカッコつけて言いたいだけでほぼ同義です。
2文字だから呼びやすいのかも。





トラウザーズ(トラウザース)

ズボンのイギリス英語です。
パンツはアメリカ英語。
イギリスではパンツは下着のことのようです。

下着はアメリカでは一般的にアンディズorアンダーパンツ。
英語でもイギリスとアメリカで違うというだけも面白いです。
面倒くさいとも言えますが。
「Autumn」「Fall」もどうにかせい!(笑)
ついでにパンツもズボンも何故複数形なのか?
脚が2本とはいう説でもズボン自体は1つだし、スカートスカートの説明がつかない。まさかスカートは片足で穿くのか?
元々下着は2枚の生地で包んだだけ説では、あまりにも原型とかけ離れているのと、下着でないトラウザーズの説明がつかない。まさか下着だけで歩いていた時代があったのか?パンツの上にトラウザーを穿いていたのではないのか?
そして単数形で使うことはあるのか?謎です。





JK、SK、PT、SHなどなど

アイテム名の略記号です。
左からジャケット、スカート、パンツ、シャツなどなど。
女子高生のスカートからパンツがShowしているではないですよ。





ギフト

贈り物そのものの意味ではなく、贈り物としての需要という意味も含まれます。
ギフトで売れた、ギフトを狙って、ギフトシーズン、ギフトギフトギフト。





フラノ

簡単に言うと起毛感のある生地をフランネルと呼びます。
ネルシャツのネルはフランネルのネルです。
フラノは頭を取っただけで、正確には厚手のフランネル地のことのようですが、お構いなしにフランネル生地全般をフラノと呼びます。
富良野ではありません。





ゲスト

来客またはお客様のことです。
外資系の大型店舗を構えるメーカーが良く使う単語です。





ハンドキャリー

物品を手運びすること。
今日欲しいというお客様の要望に、スタッフが近隣店舗まで取りに行ったりすることです。
出発前に確実な購入意思を確認せずに行うと、がっかりすることが起きます。





今日はこんなところでしょうか。
また、思いついたらやってみたいです




以上です。