とんでもブランドのグッチが変身
テンチョです。
奇抜ファッションの代表であったGucciが変身しました。
鬼才アレッサンドロ・ミケーレの繰り出す常軌を逸したファッションショーは、センセーショナルで賛否両論を巻き起こし、しかしながら話題という意味での注目度は抜群。
ここ数年若年層がグッチ柄のTシャツやトラックジャケットを着ている姿がとても印象的です。
ミケーレ氏は2023年秋冬をラストコレクションとして、グッチを去ることになりました。
互いの意見の食い違ったという報道もありましたが、クリエイティブディレクターやデザイナーが去る理由は殆どの場合売れ行きが低迷したからに他なりません。
新任のサバト・デ・サルノ氏は前任アレッサンドロ・ミケーレ氏のサイケデリックで装飾主義の足し算文化を脱ぎ捨てたデザインを打ち出しましイメージ刷新。
グッチの強い女性像が明確に打ち出され、ロゴを出来るだけ排除してきました。
多色使いも抑えられ、春夏とは思えないほどシックです。
強い直線的カッティングとは対照に脚を露にする短めのスタイルでガーリーさも表現されています。
ロングコートに短いショーツ、シックなスタイルにゴロゴロとしたジュエリーといった対照的なコーディネートが目につきます。
こういった流れはフェンディ、プラダ、サンローランなどにもみられます。
一方ルイ・ヴィトン、シャネル、バレンシアガなどはボリューミーでカラフルなショーでした。
新たな方向に舵を切ったイタリアの雄は過渡期の流れを加速させるのか。
どう?評論家みたいでしょ?
全然違うって?
わかってますけど!
以上です。
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