ポンコツ店長の奮闘記

店長の日々の出来事や葛藤の日記にしていきたい

懐古主義者じゃないもん

テンチョです。



うっかり予定を忘れる、持ち物を忘れる、自分の発言を忘れる、教えられたことを忘れるなどロスト&フォーゲットが止まらないポンコツです。



でもでもでもでも
そんなの関係ねー!(古ーっ!)ってくらい身体は元気なんです。



旧式のこの身体と脳みそは、繊細さは全く持ち合わせず、力仕事や運動をこなします。
年齢的に治癒力が低下していたり、あまりに無理をすると腰が痛くなることはあります。


「仕事行きたくねー」って思ってもお腹が痛くなることも体調を崩すこともなく、精神面でも今のところは疾患する気配がありません。


見た目は今のところちょいポッチャリ(自分で言うか)体型で、骨格も胴長で四肢は短く頭部は大きいという、奇面組の小さくなったバージョンです。


顔つきも美しさとは無縁の男感強め。
化粧品は基礎化粧品を含め一度も使ったことがありません。



そんな雑なヤツでもマンパワーとしては使えるのかもしれませんね。
先日、某社からよいお話を頂きました。
かなりぐらつき中ですが、テンチョが前に勤めていた会社と似たような傾向を感じるのが気になります。





昔は良かったぁーではないですが、テンチョが新卒で入社した会社を思い出します。
もう20年も前の話です。


今もそうですが当時はもっと大きな企業でした。
当時ブランド全盛期。
猫も杓子もブランドバッグを下げて歩くのが常識くらいまでの勢いでした。


入社後の配属先は百貨店のインショップではありましたが25人のスタッフがいました。


当時は良い会社だったんですよぉ~。
マーケットも今とは全然違うので、ホント懐古主義ではないんですけどね。


とても自由な会社でした。
何をしても許されるという意味ではなく、『自分の責任の名の下にやれることをやってみろ』といった社風でした。


髪の毛は清潔感があれば何色でもよし!(百貨店の場合はそれに準ずる)
制服は貸与するがその中での着こなしはカッコよければ自由。
クリスマスイベントでのスタッフは必ず赤い何か(チーフでもネクタイでもシャツでも)を身に着けることになったこともありました。


こんな感じです。



今離れてみて、時間が経って、当時の仲間とまだ所属している仲間と振り返ってみると、やはりその頃が一番楽しかったという話になります。
今のその会社は当時とは全く異なる方向性ではあるけども、洗練されていて今でもファッション業界を牽引していると言えます。
但し中身は腐りきっています。特に本社。
表向きにはいい会社に見えるのがまたムカつくんですよね。


そのよかったと思いこんでいる頃の自由を現代に持ち込んでも通用しないのは明白です。
自由の概念自体が異質なものとなっており、今の自由には当時の自由はフィットできないのです。


スタッフ側もそうですがお客様も世代が変わっているのだから、過去の良かったころを今に持ってくること自体が失敗のもとですね。


以前は好きだった会社を辞めるきっかけは、その頃の社長が辞めてしまってどんどんと違う外国人社長が1~2年毎に変わり、業績を伸ばすために全社員で取り組む姿勢から、上層部が成功の答えを持っているのでそれに従っていればいい、という姿勢に変貌してしまいました。



その辞める直前の雰囲気を、先日お話を貰った会社から感じるのです。
その会社に親しい知り合いがいないので詳しくは分かりませんが。


よく考えて答えを出します。
こちらが答えを出しても、雇うかどうか決めるのは先方ですが。



以上です。