ポンコツ店長の奮闘記

店長の日々の出来事や葛藤の日記にしていきたい

コートは脱ぐべき?

テンチョです。


最近は殆どリモートですので少ないですが、私も採用面接に立ち会うことがありました。


若い方々は応接間にコートを来たまま立っていることも少なくありません。


だからといって採用不採用の決定打とはなりませんが、「うーん経歴は良くないが、話していて魅力はあるよなぁ~」のように迷ったときに、コートを脱いでいなかったという、些細なことを後々思い出すことがあります。

実はそれで2件ほど残念な結果にした記憶があります。





ではそもそもどうしてコート(帽子やマフラーなど含む)は脱がなきゃならないの?


テンチョは若かりし頃、鼻たらしのアホーだったため(今もということは内緒)、教えられたことに対して、『そうなんだから仕方ない』と思ってました。



コートなどは一番外側に着用するものなので汚れているものとして判断されていたようです。
汚れたものを着用して対応することは非常に失礼だと。
その反対に、コートを自ら脱ぐことは長居するという意思表示でもあるようで、それはそれで招き入れる側が『預かります』という意思表示をしない状態で脱ぐこともまた失礼だという意見もあります。




礼儀を重んじるのは分かりますが、現代に置き換えてこれが失礼かどうかと問われたとき、テンチョには『失礼だ!』と言い切る自信がありません。



新入社員がいたとして社会人としてこのことを教えた時に、「何でですか?」と聞かれたら「そうなんだから仕方ない」とは説明できないですね。



だいたい室内が寒かったら?
上着がコートでなくブルゾンだったり、ジャケットを中に来ていない場合は?
シャツは大昔では下着なので上着を脱ぐことはありませんでした。
だとしたらシャツの上にコートを着るスタイルの場合どうすればいいのでしょうか。
コート着ないスタイルの場合ジャケットが汚れていることになりますが?
因みに弊社もコートの下にジャケットを着ないLookは多いです。



そんなこと考えながらお店の中でネクタイをまじまじと観察してみました。
今やビジネスの場においてもネクタイしていない状態なんて失礼でもなんでもない(必ずしもではないですが)。



「何でこんな剣の形をした帯状の物を首に巻かなくてはならないのか?何だこれ?」と改めて思ってしまいました。
不思議ですよね。わざわざ苦しい思いして首に帯巻いてるんですよ?
しかも上着がV型に開いており、そこに垂らすんです。
ネクタイもポケチも装飾以外の何の役にも立っていない気がしますね。



だいたいスーツやジャケットやスラックスって基本的に作業に向いていません。
それらはある一定の時代から形が殆ど変化していません。
それらに変わる新たなビジネススタイルの確立も必要なのかもしれませんね。



トラウザーズの裾のピン打ちで何度となく股を破った経験があります。
そんな作業着ってどうなんでしょうね。



誤解して頂きたくないのはフォーマルスタイルが無くなってしまえばいいという意見ではありません。
伝統品はモダンとクラシックのどちらもないと発展していかないことは分かっているつもりです。



デザイナーではないので新たなソリューションを生み出すことはなかなか出来ないですが、緊急事態宣言下で小池さんが着用していたようなスウィングトップで良いのではないでしょうか。

自分で提案しておいてなんですが、頭部が大きく、四肢が短く、肩幅の狭い人種には似合わないんですよねぇ。
バックトゥザフューチャーのビフタネン知ってますか?あーいう体型だとカッコいいんですよね。



話があちこちいってしまったので少しまとめますが、コートは脱いでも脱がなくてもいいと思います。
いずれ脱ぐつもりなら脱いでおいたらどうですか?って感じですね。
予め対応する格好になっておいていいと思います。



以上です。