ポンコツ店長の奮闘記

店長の日々の出来事や葛藤の日記にしていきたい

自覚なき疲労

梅雨らしい日々にやられているテンチョです。


日曜日がたまたま休日で、最近では恋しい晴れの日に大好きな自転車に乗りたかったのですが、どうしても別件の用があったのでそちらを優先。


暗くなると急に視力に自信がなくなるので、その日の自転車は諦め。


17時くらいに帰宅しゴロゴロ転がり、気が付くと20時を過ぎていました。




何という事だ。
生産性のない一日を過ごしてしまったようです。


その日は録画していたドラマを視て0時ころに布団に入ったのですが、眠れないだろうなと思っていたので、寝転びながらスマホでYoutubeを視ていたら額に激痛!


どうやらウトウトしていて仰向けに視ていた携帯を顔面に落下させてしまいました。
昼寝を大いにしたはずなのにですよ。
その後もしっかり睡眠しました。




思えば昨年の緊急事態宣言での1カ月半の休業中、休んでいるのに何もできないというストレスに比べれば、今年は都内百貨店の休業中にも営業し労働の喜びがある。
そして何より店内全員風邪もひかずに健康であるはずなのに、疲労が見える。



旅行や飲み会、家族との行楽、里帰りなどが出来ず、知らず知らずに精神的に疲弊しているのでしょう。


皆に連休をあげたいし、それが出来る状況でもあるのですが、『いまここ』ではいらないとのこと。
それはそうかもしれませんね。昨年の休業と状況的には何もかわっていない。


私は大丈夫です。
自転車さえ乗れれば、ストレスは割と吹っ飛んでいきます。
そもそも旅行よりもそっちの方が優先です。




本日のウンチク

服の色落ちという経験は誰しもあると思います。
特に綺麗な色や特殊な色に起きる傾向にあります。
鮮やかな色はコットンに定着しにくいんですよね。

それでいて油断してはいけないのが濃い色です。
黒や紺なども他の色と同様に綺麗に色を出すには、それ単一の色では綺麗に出ないものです。


私の経験では黒は濃い紫を大量に使っている傾向があり、綺麗な黒だったマックイーンのストールを、お湯で手洗いしたら、濃い茶色に青の混ざったようね色が一気に噴き出し、洗面器の水を染め上げました。

結果、少し褪色しました。



日本製のものではそれが起きにくい傾向があります。

一応藍染という、色落ちしやすい染色文化もありますが。
二つの要因があると思います。
土地柄と国民性です。



欧州は比較的硬水で染料が落ちにくい水質です。
軟水傾向にある日本では色落ちしやすい水質です。
本当かどうか分かりませんが、以前このように弊社のクオリティコントロール部門から聞かされました。



また、欧州の人たちは、褪色したとしてもそれが当たり前とも思っています。
綺麗な色は長続きしないことを分かっているのです。
では日本製の染色を見てみると、くすんだ色や保守的な色が多いと思います。

色落ちしにくいが、綺麗な色を諦めるのか?という疑問には、消費者が考えて答えを出すほかないですね。
私もいち消費者として悩ましい限りです。


買って初めてのお洗濯で色落ちが懸念されるようであれば、移染しないようまずは単独洗いを。


以上です。