ポンコツ店長の奮闘記

店長の日々の出来事や葛藤の日記にしていきたい

夏物盛況

夏が好きなのに暑がりなテンチョです。


テンチョは男なんです。
なもんですから店舗での接客回数は自然と男性物が多くなります。


当然ではありますが男性物の知識の方が多くなってきます。



最近のトレンドは記憶では5年ほど前から徐々にビッグシルエットになってきました。
今や当たり前というか、ここまでマスになってしまったらそろそろ下火とも受け取れます。



テンチョの会社は、世の中の大流行に沿ったMDはされていないのですが、それでも4年ほど前から死ぬほど売れなくなってしまったシャツが、最近好調になってきました。
Tシャツは少しずつ販売枚数が減って(これから夏なのに)ます。



トレンドは一気に廃れるのではなく、グラデーションにその色を薄めていくのもです。



恐らくシルエットはじんわりと萎ませつつドレス方向へと舵が切られていくのでしょう。
ドレスと言っても、既存の着飾るスタイルとはまた違ったタイプのドレスが提案されていくのだと思います。



テンチョの占いでは同じ生地を使ったカジュアルが提案されていくのだと考えます。
セットアップとは一般的に同じ生地で上下を揃えること。
アンサンブルとは一般的にはインナーとアウター、もしくはレイヤードで生地を揃えること。




この画像がドレスかと言われれば違うとは思うのですが、緩やかにこういった地味なカラーになっていき、ドレスアップ方面へ揺り返すのではないでしょうか。


テンチョの分析では、昨今のトレンドはUSファッションを韓国が上手にブラッシュアップし、K-POPという流れと共に全世界へと広がりを見せていると思われます。


K-POPの源流はhip hop。

USの学生スケーターと、黒人ギャングの悪ぶった部分だけを取り除き上手にミックスし、色彩豊かに、そしてプロポーションもメリハリを付けて昇華しました。



年輩層はなかなか理解に苦しむようで、金髪の男の子はみんなBTSに見えるようです。

そういう時点でK-POPの戦略勝ちですね。


そういった派手で可愛らしい印象のファッションが、欧州の落ち着いた中間色をメインとしたスタイルへシフトしそうです。



しかし変化をしっかり感じるにはまだ2年はかかるでしょう。

欧州ブランドは現主流に押され過ぎて、自らのスタイルを捨ててまで、その流れに乗ってしまいました。

そしてコロナもあり、欧州は完全に体力を奪われました。


ここは元気そうだけど。



体力を取り戻し、更に自らのスタイルを立て直すには、今すぐ大きなムーブメントを起こせそうにありません。



エレガント、セクシーはナチュラル、リラックスとは対局に感じますが、いずれも人間の本能のようなもので、これらを求めるのだと思っております。



以上テンチョ記者でした(笑)