ポンコツ店長の奮闘記

店長の日々の出来事や葛藤の日記にしていきたい

アグレッシブさを許容せよ

テンチョです。



現在仕事のことで悩みを一つ抱えています。
休みの日に出勤することを手放しに許容できないということです。



テンチョが経験してきたファッションブランドは、大体同じようなプライスレンジで、大体同じような層をターゲットとしてきました。



そうした経歴の中で、成績のよい人間は比較的お客様の都合に合わせて、休みでも出勤してきます。




その善悪は個々人が決めればいいと思います。
会社としては休日出勤をヨシとすることはありません(当然休日出勤の手当てや振り替え休日は付きますが)。



そもそもそういうシステムが良くないとも言えるかもしれませんが、接客した人が販売した金額以外には、個人を評価する指標が少ないのも事実です。
他人が販売した成績を他人の評価にするなど意味がわかりませんよね。
チームとしてという評価基準もいいのですが、今度はサボるヤツが必ず出てきます。



休日を投げてまで成績を取る価値があるか否か。
それは例えば、『今、目の前』の成績だけではないことがあります。
次につなげるための一手をここで打ち込みたい、という接客も存在するのです。




さて、そういった休日出勤の善悪はさておき、現在は月に1人1日以上の『休業』という名の休みを、規定休日に加えて入れなければならないと、会社から指示が入っています。



いいことのようにも思えますが、現場としては休みをずらしたり、交換したりといった余地が埋められてしまいます。



テンチョは甘いといわれることもありますが、割とスタッフに対して放任主義です。
スタッフが何かに挑戦する時、基本的にそれを許容し、助言は最小限にします。
アグレッシブさを殺したくないということと、失敗から学ぶことも非常に多いからです。
攻めた結果に起きたトラブルの責任を取る覚悟があります。



テンチョは体裁に対するプライドなどないのです。
例えばお客様が烈火のごとく怒り、土下座しろと言われれば、床をペロペロ舐めます。
周りの店舗や道行く人々にどう思われようと知ったことではありません。




ただし、いい仕事へのプライドは人一倍あると自負しています。
良い結果が出なかった時のプライドの傷つき方がハンパないです。
ガックリ、ドヨーン、トホホです。



格好良くスマートな仕事ぶりなど、結果が伴わなければ、見た目が華やかなだけで、全然良くないです。
ダサくても泥臭くても良い結果さえ出せればいいんですよ。



しかしコロナがそれを邪魔します。
アグレッシブになりたいスタッフを一時落ち着かせ、休日出勤を許さない決断が一番きついです。



昨日、アポが入っていたお客様が来店。アポを取ったスタッフは休みで、出勤を許しませんでした。
案の定、他のスタッフが販売し、順調に売り上げが積まれました。
接客にあたったスタッフはほくほく顔。
接客スタッフ:「いやぁー、とても話が盛り上がっちゃってぇー。」
テンチョ:「会話、とても上手に盛り上げていたよ。〇〇さんがしっかり絆を作っていなければ、こうはいかないよね。」
と、伸びた分だけの鼻をへし折ってやりました。




休業で
  下がるリスクと
     モチベーション


              テンチョ 心の川柳



以上です。