ポンコツ店長の奮闘記

店長の日々の出来事や葛藤の日記にしていきたい

休みを無駄に?

とても良く寝るテンチョです。


休みを丸一日寝ることに費やしてしまい、実りのない一日に後悔しています。



身体を休めるという意味においては実りがあったのかもしれませんが。
何故疲れたのか。仕事で疲れた。仕事の疲れを取るのに休日を使うのか。
疲れを取るのも仕事だから、出勤して休めばいい。
何だか禅問答みたいですね。



さて、仕事は仕事、プライベートはプライベートとバッサリと切り離したい人っていますよね。



中でもあと10分程度で終わる仕事が途中なのに、就業時間だからと帰ってしまう人は、私には理解できません。




それはつまり会社や取引先、同僚などの事情も一切無視するという事ですよね。
そーなるとですよ?
会社は就業時間であれば、あなたのプライベートを無視していいという裏返しにならないか?という疑問が沸いてくるわけです。


ご家族が入院?貴方のプライベートと我が社と何か関係が?
そんな会社嫌じゃないですか。




相互の付き合いとして、相手には許容してほしいが相手を許容はしないという一方的な関係性って、長く続かない気がします。



テンチョは仕事とプライベートと呼ばれる境界線が良くわかりません。
家に帰ってからでも仕事に生かせることがあるときには、本を読んだり何かを調べたりします。
仕事中であっても夕飯をどうするか思案します。


人間てそういうモノでしょ。
『ハケンの品格』のようにできないですよ。
あれはあれで完璧ですね。ま、そういう契約でしょうしね。



そんなことを考えながらゴロゴロしてた休日でした。





本日のウンチク

ボッテガヴェネタというメーカーをご存知でしょうか。
20年前くらいは、少しずつ人気が出始めていましたが、垢抜けきれていない地味なブランドと、皆口をそろえて言っていました。


トーマス・マイヤーのクリエイションは決して派手ではなかったですが、アースカラーとイントレチャートを突き通し、セレブが所有しだすと一気に大衆に拡散され、大きなムーブメントとなりました。


現在でもそのブランディングが保たれています。


トーマス・マイヤーが退任してから次なるフェーズへと進みつつあるなかで、ここ2、3年でアイコンでもあるイントレチャートを捨て去る決断を実行しつつあります。


イントレチャートだけを継続していても先細り傾向に歯止めが効かないのでしょう。
ボッテガ・ヴェネタの攻めた姿勢が楽しみになってきました。


下の画像はWWDで実際に今週届いたものです。
表裏の両面でグリーンのイメージイラストのみで、商品は少しも載っていません。





イントレチャートを崩すという意思の表現なのか、それとも完全には捨てないという事なのか。
いずれにしても攻めた広告であることに素晴らしいさしか感じません。



因みに紙媒体はデッドメディアという声もありますが、まだまだ捨てたもんではありません。



例えば電子コミックや電子書籍。
場所を取らずいつでもスマホや専用デヴァイスで見れますが、読み終わったらどうなるでしょう。
多分二度と読まないことが殆どです。


ではフィジカルにストックしておくとどうなるかというと、生活しているだけで目に入ることがあるのです。
それを読み直そうとしなくても、内容が思い出されたりします。
グリーンの表紙のWWDを思い出したとき、同時にボッテガ・ヴェネタを想起します。



電子版の雑誌の表紙なんて、全く思い出せません。
持続的なインパクトはフィジカルでなければ起こせません。
今のところ・・・。




以上です。