ポンコツ店長の奮闘記

店長の日々の出来事や葛藤の日記にしていきたい

ファッション的ゲシュタルト崩壊

テンチョです。



当然のように着用している物が急に『なんじゃこれ?』になることがたまにあるのです。
特にそのものに対して悪意があるとかそういうことではなく、単純にたまに疑問になってしまうんです。
下記のことをゲシュタルト崩壊というかはわかりませんが、兎に角思ってしまった事です。






先日はネクタイでした。
ネクタイのゲシュタルト崩壊は定期的に来るんですよね。
暑苦しく実際苦しいこともあるのに、わざわざ高価なシルクで出来た剣状の帯を綺麗に巻き付けて、首の前に垂らすという意味わからんアクセサリ。

昔は家柄や団体などの識別の意味があったとかなかったとか言われていますが、アップリケで良いと思います。
ホント苦しいっす。









ピンヒールもたまに来ます。

蹴られたら大けがしそうな尖った踵の形状で、不安定極まりない。
元々は道端の汚物を踏んでも足が汚れないようにする為という説もありますが、少なくとも汚物は現代で殆どはありません。
ていうか現代では踏まないように歩いた方がよいかと。


あ、テンチョは踏まれたいのでピンヒールは無くなってしまっては絶対にダメです!!!
4㎝のパンプス履いて2歩で顔面から着地した懐かしい思い出があります。









アパレルだけに限った事ではないですがセール時期が来るといつも『セール』ってなに?という疑問を抱えます。

まず、自分たちが扱う自慢の商品でしょ?
創造し、具現化し、量産体制を整え、材料を調達し、生産し、販路へ出荷し、それを良しとした企業が仕入れ、お店へ陳列し、お客様へ訴求する。
この一連の流れで安売りすることは皆が傷つく行為だと思うんです。


しかも1月と7月という冬物夏物を一番欲する時期に行うなんて愚か以外の表現がありません。


例えばルイヴィトン。一切セールを表に出しません。
店頭は勿論アウトレットにすら店舗を展開していません。
内々で安く売るか破棄かの二択でしょう。


徹底しているから価値が崩れない。
減価償却できるレベルまで店頭在庫して、それから破棄すればいいのでは?
毎期沢山仕入れなくてよくないですか?








雨の日のショッピングバッグに掛けるビニールカバー
通称『雨ビニ』。
ショッピングバッグもブランド価値というわけの分からない概念から生まれたと思われます。
商品がある程度の環境下でも汚れないよう濡れないようにするのがショッピングバッグなのでは?
大事なのは中身。

いつの間にかお金を出して物を手に入れてして使うということよりも、『ショッピング』という行為に価値があるという考えが多いのかなと思います。
雨ビニってなんじゃ?ってなります。








試着時にメイク崩れや商品にメイクが付着しないようにするフェイスカバー
不織布で出来ていて黒子が被るようなアレです。
テンチョは使ったことないですけど、使っている姿を想像するとなかなか面白いです。
本当にバカにしているつもりはないんですけど、フェイスカバーを着用する場合の殆どが大きな鏡があるので、それを被った姿を一瞬でも自分で眺めるわけですよね・・・しかも姿見。

もう止めておきましょう。
当店でも男性にご使用を促すことが多くなってきました。



以上です。