カッコつけんな
いらっしゃいませ~テンチョです。
前置きしておきますが、私、とても面倒くさい人間なんです。
内容といたしましては、今後端々に出てくると思いますのでご了承ください。
アパレル業界はIT業界とも共通するかもしれませんが、いちいち言葉をカッコ良くするんですよ。
金銭授受のトレーを『カルトン』←いやオシャレか?(笑)。
引き出しを『ドロアー』。
発表『ローンチ』。
反省『レビュー』。
生地『テキスタイルorファブリック』。
細部『ディティール』
休憩室『リフレッシュルーム』
これ以外にも多岐にわたります。
大体ですよ、『ディティール』と言ってますけど綴りは『detail(dɪtéɪl)』なんですから、ディテイル(テール)になるはずでしょう。
あんたはポニーテールのことをポニーティールと言っているのか?と思ってしまいます。
分かってないで使ってるんですよ。
よく『バック』と言ってますけど『バッグ』ですから!バックは後ろとか背中ですから!
ウエストバックってちょっとエロイんですけど!
と、このようにどうでもいいことが流せないたちなのです。
かと言って他人に強要するわけではありませんが、気になってしまうんだから仕方ないのです。
これ、全く関係ない話なんですが、数年前、従兄の子供が生まれて名前を『世那』にした、と聞きました。
「綺麗な響きだし、後付けだけどアイルトン・セナみたいでかっこいいでしょ?」
すーーーっ!「セナは苗字ですからっ!!!!」
こんな感じです。
そして一度気になってしまうと、その後の内容が全く入ってこなくなってしまいます。
未熟者ですね。
本日のワンポイント
ワンポイントというか本編に引っ張られて、わかってないで使っている言葉の典型が昨日あったので、ここで晒したいと思います。
なかなか笑えました。
紳士のシャツの袖丈を詰める場合、基本的には袖口から詰めます。
その際に詰めた場所で、シャツが開く機構を再現しないといけないのです。
下の画像はそのシャツの袖口が開く機構で、汚くて申し訳ないですが赤で囲った部分の左側にあるホームベース型の部分を『剣ボロ』と呼びます。
詰めた部分で開くように作ってよ、という意味の指示で通称『剣ボロ移動』と呼ばれます。
当然と言えば当然なのですが、シャツ袖丈詰めではお直し屋さんにこの指示を書き込みます。
昨日仕上がってきたシャツの検品をしていて伝票を見てみると。
・・・。絶対間違えたんじゃなくて、わかってなかった書き方。
これが7年目のベテランとなると会社の責任なんじゃないかと・・・。
そしてこれを見た全員が本当に爆笑していたのでしょうか?
微妙な顔つきのスタッフはいなかっただろうか?
以上です。
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