店舗に体調不良者が
吊りタイトルが好きなテンチョです。
現在『体調不良』という言葉だけで敏感に反応してしまいますね。
身体の調子が悪いことを指しています。
今回は座骨周りのヘルニアによる神経痛が、悪化したスタッフがいたという話です。
そのスタッフは他のスタッフと違い小さいですが、役職持ちの自店では2番手の人です。
その日そのスタッフは早番だったのですが、8時半に「持病の神経痛がとても酷く、歩くのも苦しいので、半休を貰ってもいいですか?」というラインがありました。
テンチョも軽い腰の持病がありまして、催事や店頭の大掛かりなディスプレイチェンジなど、力仕事の日が続くと2日後くらいに痛みが出ます。
ですから、その麻痺したような痛みは良くわかります。
その日の人員が勢ぞろいするのがおおよそ11時45分で、まだまだ時間があります。
テンチョもそのスタッフも自宅から店舗まで、ドアtoドアで約一時間半。
早番出勤時間が9時半ですから、9時過ぎには店舗にいなくてはならず、おそらくそのスタッフがテンチョに連絡してきた時間は家を出て電車に乗っているころと思われます。
遅番スタッフが揃う前にテンチョが出勤して、そのスタッフを帰しました。
とはいえ急いで家を出てもテンチョが店舗に付いたのが10時半でした。
確かに歩くのもしんどい状態で、接客は厳しいでしょう。
とてもかわいそうな状態です。
彼は若く、クソ真面目で、真っ直ぐな意見をぶつけてきます。
フットワークは軽く、頭の回転もいい。
規則正しい生活が好きで、ファッションが好き。
鬱陶しい駆け引きができない。
悪ふざけなどはいっさいありません。
などと、テンチョとは真逆のタイプ。
そんな彼が弱りまくって、情けないという表情で座っているのを見て、こみ上げてくるものがありました。
こみ上げてきたのは笑いです。
ほんっっっと性格悪いと自分でも思います。
でもそのいつものシャキシャキした動きとのギャップが面白かったのです。
ざまあみろとは思ってないですよ。
見慣れぬ動きがギャグのようだったのです。
普段ふざけ倒し、テンチョ劇場を繰り広げ、劇場を講演して大切な業務を跳ばすようなヤツに笑われたくはないだろうと思い、笑みをマスクなどで押し殺しました。
偶然にも次の日から彼は2連休、新しくできた彼女に癒して貰いながら、病院行ってしっかり看て貰いなさいっ!
以上です。
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